馬車道十番館 英国風酒場

住所: 〠231-0014 神奈川県横浜市中区常盤町5-67

地図: https://bit.ly/2HpvIF9

電話番号: 045-651-2168(予約専用)


馬車道十番館 英国風酒場 だから体験できる、「わたしスタイルのLUXURY&LOHAS」

クラシカルな洋館の扉を開けてエレベーターで2Fに上がっていただくと、開港文化の歴史を引き継ぐ伝統の中にも、大人の秘密基地のような空間が広がります。山下公園のバラの美しさを満喫した後、正統派カクテルブック『サヴォイ』や『ボストン』に掲載されているような王道のカクテルをゆっくりと味わうことのできる極上の時間がお過ごしいただけます。自家菜園で育てているという、みどりが瑞々しく香りが爽やかな甘みを持つミントをつかったカクテルもおすすめです。


日本に初めてガス灯が点った日の記憶を引き継ぐ、そこはかとない懐かしさを感じる大人の秘密基地

『文明論之概略』や『学問のすゝめ』を執筆した、福沢諭吉。”一身独立して、一国独立する”との思想を唱えて近代日本に影響を与えたが、その思想の原点は彼が少年時代に開港時に訪れた横浜で居留地の外国人たちの共通の言語が英語であったことに衝撃を受けたことにあったとの逸話がある。鎖国時代は主流だったオランダ語が横浜ではまったく通じなかったことから英語を学び、通じるようになった結果、欧米列強のリアルを見聞し、殖産興業・富国強兵の近代日本思想の方向性を決定づけたといえる。

横浜開港から関内には外国人居留地や外国領事館等があり、海外から持ち込まれた馬車で多くの異人達が60フィート幅に整備された万国橋付近から吉田橋関門までの道を往来していたことから、この道は「馬車道」と称されていた。その当時、「文明開化」の如く多くの西洋文化がこの地から取り入れられた。馬車道の街を歩くと、いまでもその薫香を感じることができる。

ガス灯のともしびが揺れる街、馬車道

馬車道の街はガス灯が点り始める夕方に散歩すると、とても素敵だ。ここで、日本最初のガス灯が点されたのかと思うと、なにやら感慨深い。日本が灯りを得たことで「産業」が発達してきたことへの恩恵についての感謝の気持ちを感じることができる。ただし、福沢諭吉が唱えた「文明」が発達したのかについては考えてしまうところもあるが。

 

そういえば、フランスの飛行士にして作家でもあるサン=テグジュペリ(1900-1944)の 『星の王子様』にも高慢ちきでわがままな愛すべきバラの花が登場するが、バラの花に振り回されて疲れ果てた王子様が旅に出た先で “子どもの心を忘れたへんてこな大人たち”の中に、ガス灯の点灯夫がいた。1分に1回自転するため、1分ごとにガス灯の点火や消火を行なっている点燈夫も、また、忙しい日常に心を亡くしている大人の1人ではあるが、他人事に想えずドキッとする。”子どもの心を忘れたへんてこな大人たち”の中に在っても、ただ1人滑稽に思えないのは、それは自分以外のもののために一生懸命になっているからか。星の王子さまも、ガス灯の点灯夫には好意的だった。

レトロとモダン、時を自由自在に翔けて遊ぶ「不思議空間」

その馬車道には、明治の先覚者の一人で、日本初の鉄道に関わり(横浜駅の高島町は、彼の偉業に因んで命名された)、日本初のガス会社(東京ガス)を作り、横浜の近代化に巨腕を振るった高島嘉右衛門家の旧跡がある。その地に、静かに佇むのが馬車道十番館である。レトロな洋館で、まるで開港の時代にタイムスリップしたような錯覚を覚える。

馬車道十番館のレトロな空間は、まるで大人の秘密基地である。わくわくするものが、随所至るところに在る。香水瓶のように並ぶ小さなリキュール瓶の中に馴染んでいる、赤いジャケットを装ったトリスおじさんとか。なぜか階段の踊り場に普通に置かれている日露戦争で仮装巡洋艦として哨戒中にバルチック艦隊を発見し、日本海海戦での日本海軍を勝利に導いた戦艦「信濃丸」でつかわれていた椅子とか。港町ならでは、船乗りやパイレーツを想起させるような冒険感を感じることができて、なんだか楽しい。

階段を上がっていくと2Fが英国風のオーセンティックバー で、初めてなのにとても懐かしい場所に帰ってきたように感じる。

狭すぎず、広すぎず、とても心地のいい空間。

運がよければ、馬車道十番館の執行役員も務める浅羽さんに会えるかもしれない。浅羽さんは、中華街の名店のひとつとして名高い『ウィンドジャマー』のチーフバーテンダーという輝かしい経歴を持つ。オーセンティックバーとしての基本をしっかり踏襲しながらも、新しいカクテルを創作する挑戦に対するクリエイティビティも大切にされていて、その瑞々しい感性は、正に”子どもの心を忘れない素敵な大人”なのだ。そうそう、浅羽さんは趣味の自家製菜園でミントを育てている。ミントもいろいろな種類があるとのことで、ミントについて楽しそうにお話してくださる様子に、こちらまでも楽しくなる。

“Do what you love. Love what you do.(自分の大好きなことをやり、自分のすることを愛しなさい。)”

浅羽さんは、ほんとうに楽しそうに勤しむ。寝る間も惜しんで、勤しんでいる。その原動力は、すべては「お客様に最高のおもてなし」を提供するためなのだろう。浅羽さんのお客様への接し方はバトラーのようにお客様に忠実で、そして、温かい。

わくわくする未来の共創を、本当に信頼の置ける友人や仲間と一緒に、王道の一杯を片手に語り合う。そんな秘密結社の集いにはぴったりの、とっておきの隠れ家バーである。

 

▶ 馬車道十番館 英国風酒場の「ローズのおもてなしの一品」のストーリーは「2」へ・・・

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