日本茶専門店 茶倉 SAKURA

住所: 〠231-0861 神奈川県横浜市中区元町2-107
地図: https://bit.ly/2Vvq8IT
電話番号:  045-212-1042


茶倉 SAKURAだけのとっておき 「わたしスタイルのLUXURY&LOHAS」

 

最高品質であること。安全な、オーガニックの茶葉であること。
茶倉 SAKURAのオーナーである小方さんが、2002年に開店創業以来、一貫して大切にしている経営者としての「こだわり」です。

小方さんは、必ず茶葉の生産地の現地調査を行い、確かなモノづくりを行う農家を探しだすためならば日本中どこへでも出かけていき、生産者さんと直接の信頼関係を築いて独自の仕入れルートを開拓することで、高品質かつ安全な茶葉をリーズナブルな価格でお客様に提供することを可能にしています。

じっくりと鉄器で淹れた、最上質のお茶をゆっくりと味わい、やわらかなお茶の甘い香りに包まれて、ゆったりと過ごす幸せ。そんな最高に贅沢なモメントを、茶倉 SAKURA で体験してみませんか。看板犬の「ムーちゃん」こと、ムサシくんも一緒に”ほっこり”する時間も、また格別です。


元町のDNA、それは「ホンモノ」であること

「茶道は本質的に不完全なものへの崇拝であり、人生というこの不可能なもののなかで、何か可能なものを成し遂げようとする繊細な企てである。」

横浜生まれ、横浜育ちの偉人・岡倉天心は、日本の古美術保護と隆盛に情熱を注ぎ、東京芸術大学を開校し、横山大観や下村観山ら気鋭の日本美術作家を育て、ニューヨークで「茶の本(英語版)」を出版し、日本の文化を世界に広めることにも尽力した人物。その「茶の本(英語版)」の有名な、あまりにも有名な一節だが、とても含蓄があり、何度となく読み返しても、いつもとても深い。

私たちの人生は、儚い。
だからこそ、すべて限りあるこの世に「永遠」を見いだそうとする。幽玄の中に「無限の美」を見る。
その感覚が、日本の美意識の伝統である。

茶道も同じく「不完全の美」を追求するもの。
そして、「不完全の美学」の原点は禅の教えにある。禅が世に広まって以降、日本の美意識は”完成”や”重複”といった「左右対称の表現」を避けてきた。画一的な意匠は”想像力”を破壊するものとみなされたからである。天心は、そう説いている。

完全にはない無限の可能性があることを「不均斉」であることに見いだし、高度に素朴で単純であることの美しさを「簡素」であることに見いだし、枯れ長けた強さを「枯高」に見いだし、わざとらしさのない本来の美しさを「自然」に見いだし、見えない余白に秘められた無限の余韻を「幽玄」に見いだし、物事にこだわらない美を「脱俗」に見いだし、限りない静けさと内に向かう心を「静寂」に見いだし、これらの要素が”渾然一体”となったものこそが、禅に秘められた美の本質である。そんな日本人独特の美学を英語で説明した岡倉天心は、開港貿易が盛んとなった横浜が育んだ正真正銘の日本が誇るべき国際人であると思う。横浜は開港文化の陰影が色濃い社会であったがゆえに、「ホンモノ」であることが日本のどの地域よりも求められた街だった。「ホンモノの士」岡倉天心は、横浜だからこそ誕生した。

元町は横浜の中でも、とりわけ上質性の高い華やかな雰囲気を纏う街だ。開港以来、山手に住む欧米人のレベルの高い要求に応え続けてきた歴史があるからだろう。100年企業が多く、当たり前のレベルが高い商店が多い元町には「ホンモノ」であることがDNAとして脈々と受け継がれている。そんな元町の代官坂を登っていく坂の途中に、『日本茶専門店 茶倉 SAKURA』は在る。

”日本のこころ”を伝える、それが『日本茶専門店 茶倉 SAKURA』

『日本茶専門店 茶倉 SAKURA』は、”ほっこり”としたい時には足を運びたい。そんな、お店である。
看板犬の「ムーちゃん」こと、ムサシくんの愛くるしい歓迎に癒されながら、心地よいお茶をたてる音、淹れる音、香り立つお茶の香気がかぐわしさに、心が満たされてゆくのを感じることができる。お店と「わたし」という存在の距離感も、つかず、離れず。「わたしだけ」の贅沢な時間を大切に楽しむこともできるし、また、適宜、話しかけてきてくださるので、他愛のない会話を楽しむこともできる。まるで親しい友人のお宅に招かれたような空気感なのである。

柔らかな光が差し込む店内には、ある種の不文律のようなものが一本、すっと入っている。そして、「それ」はとても心地のよい空間を醸し出している。

「それ」とはつまり、「利休七原則」なのではないか。
日本茶だけがもつ、柔らかな芳香と、奥ゆかしい甘みが存分に引き出されたお茶をいただきながら、ふと気づく。

一、 茶は服のよきように点て(「事」を行うには、相手の気持ち・状況を考えて)
二、 炭は湯の沸くように置き(「準備・段取り」は、要となるツボを押さえて。)
三、 花は野にあるように生け(「ものの表現」は、本質を知り、より簡潔に。)
四、 夏は涼しく冬暖かに(「おもてなし」は、相手を想う心で。五感を使って、工夫して。)
五、 刻限は早めに(「ゆとり」は、自らの心掛け次第である。)
六、 降らずとも傘の用意(「備え」は、万人の憂いを想定して。)
七、 相客に心せよ(「何事に接する」にも、無垢な心で。素直な態度で)

『日本茶専門店 茶倉 SAKURA』は、あたりまえのレベルがほんとうに高いお店なのだ。
岡倉天心が”日本のこころ”を伝えたように、『日本茶専門店 茶倉 SAKURA』は私たちに”日本のこころ”を五感で体感させてくれる。

ほっと一息ついて、心をゆっくりと満たしたい。
そんなときに訪れたい、そんなお店だ。

開港文化の華舞台「横浜」ならではのローカルの創発文化を楽しく体験できるワークショップも。

(随時開催: お電話にてお問い合わせください)


▲ 『横濱増田窯』の増田社長と、小方さん。
開港文化の “まち” 横浜らしい黒船や薔薇のモチーフが、とても粋な絵皿がディスプレイされた店内も、とても楽しい
(期間限定:お問い合わせください)。

「横浜という “まち” の繋がりのなかで動かせてもらって、もうすぐ20年になろうとしています。」

そう屈託なく笑う、小方さん。
そんな小方さんは、地元である “まち” 元町 起点の「横浜」をとても大切にしている。

日本茶を通じて新しい文化を発信していきたい。
伝統は大切にしながら、いいものを組み合わせ、新しい文化を『日本茶専門店 茶倉 SAKURA』から発信したい。

そんな想いで、定期的に「地域連携」を大切にしたワークショップを開催。
フレンチの名店『横濱元町霧笛楼』さんや、代官坂元町にルーツを持つ『横濱増田窯』さん等、組み合わせによって生まれる新しい創発が体験できると評判だ。ぜひ、体験してみてほしい。上質な日本茶とともに、思わぬ至高のクリエイティブが発揮できる自分に出会って、嬉しい驚きがあるかもしれない。


▲ 『横濱増田窯』さんの粋なティーカップと『日本茶専門店 茶倉 SAKURA』さんだからいただける上品な甘いお茶で、いっぷく。


♥♡♥ 2020 ♥♡♥

『日本茶専門店 茶倉 SAKURA』の「ローズのおもてなしの一品」
自家製SAKURA抹茶クレープと薔薇抹茶

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