2019年6月2日「ローズの日」感謝祭イベントを旧古河庭園/大谷美術館で開催します。

「豊かさ」再考シリーズ ~ ホンモノの贅沢とは、真に楽しむということは 

< 開催概要 >

私たちは消費社会の中で、終わらない「消費」に実は飽きていたり、疲れていたりするのではあるまいか。私たちは、余裕を持って、じっくりと〝楽しむ〟ことや自分の好きなことについて考えられる社会を作らなければいけない ー。『暇と退屈の倫理学』にて気鋭の哲学者・国分功一郎氏が提起した社会問題が、話題になりました。

「ローズのある豊かな暮らし」について、ホテルオークラ東京で2000年より18年続いた「10カ国大使夫人のガーデニング」(参加国は累計世界80ヵ国以上、170もの世界各国の庭園を会場内で再現)のイベントで、大使、大使夫人のイメージを具現化したランドスケープアーキテクトの白砂 伸夫氏や、京都造形芸術大学でクリエイティビティをテーマに教鞭をとる傍ら、「いかに花の力を自分自身や普段の生活に取り込み、花がもつ波動やパワーをエネルギーとしてチャージして、自然とつながるか」についても造詣の深い谷崎テトラ氏から、多角的な視点からお話をお伺いします。前・花房旧古河庭園センター長からは、旧古河財閥の歴史を汲み、100年を経て尚、バラを初めとする花やみどりの「いのち」の輝きを放つ旧古河庭園と大谷美術館の「贅沢な楽しみ方」についてお話いただきます。

最後に、6月2日を「ローズの日」として記念日登録をされたブルガリアンローズ文化協会理事長の山下様に、「ローズの日」に寄せる想いを語っていただきます。

ご参加いただけます皆様には、旧古河邸の上質にて贅沢なゆったりとした空間で、ケーキとお茶を楽しんでいただきながら、ローズの贅沢な楽しみ方の多彩な暗黙知に触れる機会を、旧古河庭園に咲き誇る薔薇の花の美しさとともに楽しんでいただけたなら幸いです。


1、日時
2019年6月2日(日)10:00 ~ 12:00

2、場所
大谷美術館(旧古河庭園内)喫茶室

3、参加費
5,000円(ケーキセット料金、旧古河庭園入園料・大谷美術館入館料 込)

お申し込みはコチラ▼
https://peatix.com/event/660309/view

◆◇◆ お問い合わせ先 ◆◇◆

事務局運営: コミュニカーレ

info@fleur-thanksgiving.com


【特典】ローズで伝えよう、”いつも、ありがとう”  感謝の気持ち

イベントにご参加いただいたみなさまに、メッセージカード付・バラのジュレ「ドゥーブルジュレ」をプレゼント !
大切なあの人に「ありがとう」のメッセージを書き添えて、小さな贈り物としていかがでしょうか。


協賛 : ハンター製菓


< 式次第 >

10:00-11:30
■トークセッション、 Q&A(お茶会形式): 「豊かさ」再考シリーズ ~ ホンモノの贅沢とは、真に楽しむということは

● ランドスケープアーキテクト 白砂伸夫氏
しらすなのぶお/横浜市の「第33回全国都市緑化よこはまフェア」で統括アドバイザーを務め、山下公園の「未来のバラ園」と港の見える丘公園の「イングリッシュローズの庭」や「香りの庭」の改修デザインに携わる。街とバラの関わりの歴史を踏まえ、「新しい見方」を提案。著書に『THE ROSE GARDEN』『イングリッシュ・ローズ(ガーデニング大好き)』等。フランスのバガテル公園での国際バラコンテストの審査員を務める。

● ワールドシフトネットワークジャパン代表理事 谷崎テトラ氏
たにざきてとら/京都造形芸術大学客員教授、放送作家。音楽プロデューサー等、幅広い分野で活躍中。国連 地球サミット(RIO+20)など国際会議のNGO参加・運営・社会提言に関わるなど、持続可能な社会システムに関して深い知見を持つ。リバースプロジェクトCGL研究員。

11:30-11:50
■プレゼンテーション(お茶会形式): 旧古河庭園の「贅沢な楽しみ方」
● 前・旧古河庭園サービスセンター センター長 花房敦子氏

11:50-12:00
■プレゼンテーション(お茶会形式): 「6月2日 ローズの日によせる想い」
ブルガリアではバラの収穫を祝う感謝祭が6月初旬に行われます。その文化を日本でも広く定着させて、バラの花のもとに人々が集い、温かい平和な世の中になることを願って、2017年にブルガリアンローズ文化協会が制定しました。ローズを通じて感謝を伝える文化の共創への呼びかけ、また、その根底にあるブルガリアンローズへの想いについて、お話をいただきます。
● ブルガリアンローズ文化協会理事長 山下文江氏
やましたふみえ/有限会社メイリリィ 代表取締役社長。フェリス女学院短期大学卒業。仏グラースの調香専門学校「ASFO-GRASSE」に留学後、フレグランスデザイナーとして活動。一方で、自らの経験の活かして、ブルガリア産ダマスクローズの普及活動・商品開発にも精力的に取り組む。

12:00 現地解散